こんにちは!ほけん道場講師のリョウです。
前回の記事「ライフプランニングの受け方」で
ライフプランニングを受ける方法として、日本FP協会のサイトからFPさんを検索して依頼するとお話ししました。
そして、有料の相談を受けましょう。とお話ししましたが、
「保険ショップとかで無料で受けられるじゃん」という反論にお答えして、
今回は、有料のライフプランニングを受けるべき理由について解説していきます。
宜しくお願いします!
有料のライフプランニングを受けるべき理由
ライフプランニングを受けるなら、お金を出して受けた方が良い理由は、
この3つです。
- 商品の販売が目的ではないから。
- 細かいプランニングが受けられるから。
- 解決手段が保険だけじゃないから。
商品の販売が目的ではない。
有料でライフプランニングを行っているFPさんの一番の目的は、商品の販売ではありません。
日本FP協会のホームページにファイナンシャル・プランナー(FP)について、こんな風に書かれています。
FPとは、一人ひとりの将来の夢や目標に対して、お金の面で様々な悩みをサポートし、その解決策をアドバイスする専門家です。個々人や家族のライフプラン(人生設計)に基づく将来の収支の見通しを立て、最適な資産設計・資金計画を提案、アドバイスを行い、その実行をサポートします。そのため、FPはお金の面から家計の改善を図る「家計のホームドクター®」とも呼ばれています。
つまり、FPは相談者の目標に対して発生するお金の悩みついて、最適な解決策をアドバイスする専門家ということ。
もちろん、そのアドバイスの中に金融商品が最適な解決策であれば、その実行(契約)をサポートすることもありますが、それが一番の目的ではありません。
保険ショップなどの無料相談がなぜ無料かと言えば、相談者に保険を契約してもらうことにより、生命保険会社から販売手数料をもらえるので、無料で行っています。
悪い言い方をすると、無料相談をエサに見込み客を囲い込んでいるということです。
万が一のトラブル(世帯主の死亡や入院・手術など)が起こった時にどう対処すればいいのか?
その時に発生するお金の悩みについて、様々な解決策があります。
- 自分の貯蓄でどうにかする。
- 親・兄弟に頼る。
- 公的保険でどうにかす。
- 保険でどうにかする。
など
保険は解決策の中の選択肢の一つでしかありません。
万が一の場合でも、夢や目標が達成できるよう、どの解決策が最適かアドバイスする専門家が、ファイナンシャルプランナーです。
細かいプランニングが受けられる。
キャッシュフロー表を使って、より細かいライフプランニングを受けることができます。
ライフプランニングを受ける上で、もっとも重要になってくるのがキャッシュフロー表です。
それを基に、相談者個々の問題点と解決策を提示します。
個々人や家族のライフプラン(人生設計)に基づく将来の収支の見通しを立て、、、、、。
それでは、具体的にキャッシュフロー表がどんなものか見てみましょう。
キャッシュフロー表の例
キャッシュフロー表とは1年ごとの収支を表に起こしたものです。
キャッシュフロー表を基にグラフにし、収入や支出、資産推移の見通しを一目で把握できるようにします。
そうすることによって、例えば保険で言えば、万が一世帯主が死亡した場合に、いくら必要かなど確認することができます。
キャッシュフロー表について詳しくは↓
ライフプランニングとは?
ちなみに、保険ショップなどで行っている保険相談でも簡易なキャッシュフロー表を作ってもらえます。
キャッシュフロー表で万が一の時にいくら必要か明確にすることができます。
解決方法が保険だけじゃない。
ファイナンシャル・プランナーはお金に関する幅広い知識を持っており、お金に関して総合的な視点で解決策を提示します。
相談者の将来の夢や目標がどうやったら達成できるか、総合的な資金計画を立てることが、ライフプランニングです。
その解決方法は、生命保険や医療保険に限られたものではありません。
ファイナンシャル・プランナーは、金融、税制、不動産、住宅ローン、生命保険、年金制度など幅広い知識の中から、最適な解決策を一緒に考え、サポートしてくれます。
保険相談でもキャッシュフローを作成して、ライフプランを整理することができますが、
保険相談で提示される解決策は、もちろん、保険のみです。
お金に関する幅広い知識で、保険以外の解決策もアドバイスしてもらえる。
まとめ
お金を出して、有料のライフプランを受けるべき理由は、この3つとお話してきました。
- 商品の販売が目的ではないから。
- 細かいプランニングが受けられるから。
- 解決手段が保険だけじゃないから。
この3つの理由から得られるメリットを端的に言うと、
保険の販売が目的ではなく、かつ優秀な人に相談しましょう。ということです。
アメリカの大物投資家のウォーレン・バフェットがこんなことを言っています。
「散髪が必要かどうか床屋に聞いてはいけない」
髪を切るべきかどうか床屋さんに相談すれば、床屋さんはなんと答えるでしょうか?
「切った方が良い」と答えるでしょう。
では保険を販売している人に保険は必要かかどうか相談した場合はどう答えるでしょうか?
「必要です」と答えるはずです。
保険の販売が目的ではない人に相談しよう。
有料のライフプランニングを受けてみたと思ったら↓
ライフプランニングの受け方