もしもの時に必要なお金ってどれくらい?④完結編

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もしもの時に必要なお金を計算しよう

もしもの時に必要なお金はこれまで計算してきた、

出ていくお金-入ってくるお金=必要なお金

これがもしもの時に必要なお金になります。

ちょっと待って!

さぁ!これでもう安心!と、言いたいところなんですが、もう少し考える作業が残っています。
今回計算した額は常に変化します。今後のライフイベントで必要なお金が変化するということです。
そのことを把握して定期的に保険の見直しをしていきましょう。

これまでのお話

もしもの時に必要なお金ってどれくらい?①イメージ編

2018.08.24

もしもの時に必要なお金ってどれくらい?②出ていくお金編

2018.08.24

もしもの時に必要なお金ってどれくらい?③入ってくるお金編

2018.08.24

 

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安心するのはまだ早い

これが必要な額

 

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これでまだ安心じゃないの?

門下生にゅーもんの妻:お花
え!?やっと計算が終わったのに、まだ何かあるんですか?まだ安心できないんですか?
道場師範:ケン蔵
とりあえず、現在の必要な額が分かったというのが今の状態じゃ。
これは変化するものというのは、なんとなくでもイメージできるかな?
門下生にゅーもんの妻:お花
んーーーーー。ちょっとよく分からないです。
道場師範:ケン蔵
そうか、では、例えば、出ていくお金の生活費じゃが、今年と来年に計算してみたとしたら、変化はないか?
門下生にゅーもんの妻:お花
平均寿命までの年数が減っているので1年分安くなると思います。
道場師範:ケン蔵
正解!その通り!出ていくお金は基本的に毎年減っていく。また、住宅の購入時には団体信用生命保険に加入するのが一般的だから、もしもの時に必要になる住居費は大きく減ることになる。
もちろん増えることもある。子どもの誕生は教育費のプラスになるので必要なお金は増えることとなる。
門下生にゅーもんの妻:お花
常に変化するもんなんですね。
道場師範:ケン蔵
毎年など細かい頻度で見直す必要はないが、子どもの誕生と住宅の購入など大きなライフイベントがあった場合は見直しが必ず必要じゃ。
必要なお金は減っているのに、高額の保障に入り続けて損する場合もあるから、そのことはしっかりと把握しておくんじゃぞ。

 

もしもの時に必要なお金は変化します

もしもの時の出ていくお金、入ってくるお金の計算ができて必要なお金が分かりましたね。
ただ、これだけでは安心するのはまだ早いです。

今回計算して分かった必要なお金の額は常に変化するものなので、そのことをしっかりと把握しておきましょう。

1年経てば1年分変化する

漫画の3コマ目にある図がイメージするにはとても分かりやすくなっています。
基本的に必要な額は毎年減っていきます。
例えば生活費。平均寿命を計算のもとにしたとしたら、女性の場合は87歳。男性の場合は81歳。それまでの残りの年数を掛けて計算します。
今から1年経った来年に計算し直すと1年分減っています。

2大ラフイベントに注意

また大きなライフイベントとして子どもの誕生や住宅の購入は必要な額にも大きな影響を与えます。

住宅購入時には団体信用生命保険へ加入するのが一般的です。もしもの時に残りの住宅ローンがあればここから支払われるので出ていくお金の住居費は減ることになります。

子どもの誕生は教育費のアップになるので出ていくお金の教育費は増えることとなります。

まとめ

必要なお金を用意するために加入した生命保険も加入したらそのままで安心ということもなく、ある程度の期間で見直しが必要です。
少なくとも大きなライフイベントが発生した際には見直しましょう。
せっかく必要なお金は減っているのに大きな保険に加入し続けて損している。なんてこともありえますよ。

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ABOUTこの記事をかいた人

ほけん道場講師。記事の他に、このブログに使われている、マンガやイラストを描いています。元国内生命保険会社のファイナンシャルプランナーです。平たく言えば元保険営業です。恐縮ながら、このブログで先生として登場させていただいています。ファイナンシャル・プランナーとして東京で活動していました。現在は地元である地方に移り住み、サイトの運営などをしております。元保険営業だからこそ分かる、保険のあんなことやこんなことを、お伝えできればと思っています。