保険の営業を辞めたい【お客さまを裏切るようで辞められないを解決】

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保険の営業を辞めたい。

保険の営業ってツライですよね。

ノルマ、クレーム、メンタルが弱ることばかりです。

いっそ辞めて楽になりたい。

でも今まで加入してもらったお客さまを裏切るようで辞められない。

そんな、悩みを解決する記事です。

特に1社専属の雇用形態が営業職員という方に読んでもらいたい。

僕も1社専属の営業職員を3年半勤めて、辞めました。その時の経験をお話しします。

僕も辞める時に、お客さまを裏切ることになるんじゃないか?とだいぶ悩みましたが、

3つのことを意識して、ほとんどのお客さまからクレームを受けることなく辞めることができました。

なるべくお客さまに悪い印象を残さずに辞めたい。

そう思っている方に役立つと思います。

 
お客さまを裏切るようで辞められないマンガ1コマ目

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保険の営業を辞めたい【お客さまを裏切るようで辞められないを解決】

保険の営業を辞めたい。でもお客さまを裏切るようで辞められない。それを解決するためのコツは、この3つ。

  1. 早く話す。
  2. 正直に話す。
  3. 選んで話す。

早い段階で、正直に、大事なお客さまに話していく。

これが、辞める時に意識した3つの事です。

それぞれ、掘り下げてお話しします。

 

 

早く話す。

お客さまに悪い印象を残したくないのなら、早い段階で辞めることを伝えましょう。

誰だって、急に言われれば困惑します。

「明日、辞めます」なんて、どう考えたって、悪い印象ですよね。

 

    辞めるまでの3カ月計画

僕は、辞める3カ月前からお客さまに辞める予定と伝えはじめました。

もっと早くても良かったなと思います。

時間があればあるほど、自分にもお客さまにも気持ちの余裕ができるからです。

通常、会社へ退職の意向を伝えるのは1カ月~2週間前で問題ありません。

しかし、そこからお客さまへの対応をはじめると、お客さまからするとあまりにも急すぎる話になります。

早い段階で伝えていくことで、気持ちに余裕を持って行動することができます。

 

    退職の意向を伝える順番

会社への退職意向を伝えた後にお客さまの対応を時間かけてやろうと思っても無理です。

伝える順番
会社 → お客さま = ×
お客さま → 会社 = 〇

会社も辞めると言っている人間をダラダラと数カ月も在籍させてはくれません。

辞めるんなら、引き継いでトットと出てけが普通です。

 

正直に話す。

お客さまに悪い印象を残したくないのなら、正直に辞める理由を伝えましょう。

下手な言い訳を考えるより、正直な言葉の方が人には刺さるからです。

保険の営業を続けていくことが、ツラいなら、ツラいという事、なんでツラいのかという事を正直に伝えましょう。

正直な気持ちに、文句を言う人はほとんどいません

例えば、こんな感じ

今後もこの会社で保険営業を続けていくことがツライ状況になりました。

一社専属では、今後の生活を維持していくことは難しく。将来の事を考えると不安になるからです。

また、大変お恥ずかしい話なのですが、このままいくと、契約更新の基準を満たすことができず、仕事を失う事になります。

大変申し訳ないのですが、退職しようと思っています。

 

    時期は慎重に

僕の更新査定期は4月~翌年3月でした。

退職したのは11月。

あと4カ月は給与が保障されていたので、もったいないことをしたなと思っています。

ただ、あの時は、そんなものいらないから、早く辞めたいという気持ちが勝ってしまいました(;^_^A

もらえるものは、もらって辞めることをおススメします。

 

選んで話す。

お客さまに悪い印象を残したくないのなら、お客さまを選んで辞めることを伝えましょう。

全てのお客さまに、同じ対応をするのは無理な話だからです。

誤解を恐れずに言うならば、お客さまにも重要度、優先度の高い低いがあるはずです。

重要度、優先度の高いお客さまから伝えていきましょう。

全てのお客さまに悪い印象を残さずに辞めるのは、ごめんなさい。正直な話、無理です。

最低限、このお客さまには悪い印象を持たれたくないという方がいるはずです。

まずは、そのお客さまに集中しましょう。

 
僕の場合、退職者から引き継いだお客さまも多く、その全てのお客さまに同じ対応をするのは無理と判断して、優先度をつけて行動しました。

何かしら契約のあるお客さまを2~300件かかえていたと記憶しています。

ただ、退職後、対応が出来なかったお客さまから連絡が来たのは1件だけでした。

もともと接点の少ない方々だったので、1件に留まったのだと思います。

 

 

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まとめ

なるべくお客さまに悪い印象を残さずに辞めたい。

本当にその通りです。

が、まとめとして、最後にすべてを覆すことを書いてしまいますが、

人としてどうなの?と言われれば、最低なこと書きます。

今、冷静になって思えば、お客さまのことは、さほど気にすることはなかったと思います。

極論ですが、最終的には僕はお客さまの人生に責任は持てませんし、お客さまも僕の人生に責任を持てないからです。

はい。最低です。

これを読んでいるアナタも責任感の強さから悩んでいると思います。

しかし、アナタにはアナタの生活があります。人生があります。

最低と言われても、アナタが守るべきはアナタの生活であり、人生です。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ほけん道場講師。記事の他に、このブログに使われている、マンガやイラストを描いています。元国内生命保険会社のファイナンシャルプランナーです。平たく言えば元保険営業です。恐縮ながら、このブログで先生として登場させていただいています。ファイナンシャル・プランナーとして東京で活動していました。現在は地元である地方に移り住み、サイトの運営などをしております。元保険営業だからこそ分かる、保険のあんなことやこんなことを、お伝えできればと思っています。