夫婦の労働価値って外で働いている人の方が上なの?
決してそんな事はありません。
主婦の方がその価値は格段に上です。
その理由をお話ししていきます。
稼いでくるからエライは間違い
「俺は家族のために外で汗水たらして頑張って稼いでいるんだ」
なんてことを言う男性は平成も終わろうかと言う21世紀の今では少ない思います。
が、昭和的というかなんというか、
女性は家庭に入って夫を支える、、、みたいな旧時代的思考をまだまだ根強く持っている人がまだいるようです。
結婚していなくても変わらない労働
たしかに昭和であれば、しかも40年代とか50年代であれば、
が女性の仕事の選択肢として「専業主婦」が唯一の選択だったかもしれません。
ところがそれから4~50年も経っている現在では、
仕事、大げさに言えば人生の選択肢はとても広がっています。
ここで考えてもらいたいのは
今のその状態は結婚が影響しているの?ということ。
ぜひ旦那さんに聞いてもらいたい。
家族のためにとおっしゃいますが、あなたは結婚していなかったら今の会社にいないんですか?
そう!家族のためとい大義名分を振りかざして、
外で頑張っている俺は家ではダラダラしていい!みたいな雰囲気出していますが、
結婚していなくても今の会社で働いていますよね?
結婚していようが結婚していなかろうが、アナタの労働につかう時間も労力も変わりませんよね?
結婚によって生じた労働
かたや、家族全員の食事を用意し、家族全員の洗濯をこなし、子どもの面倒を見て、家計の助けになればとパートにもでる。
しかも家事には給与も休日もない。
そして注目してもらいたいのは、その労働の大半が
結婚によって生じたという事。
結婚をしていなければ、他の選択肢があったという事。
労力が移動しただけとか言ってくる
「いやいや結婚していなかったら嫁も会社で働いているわけで、その分の労力が移動しただけで、嫁も労力からみれば結婚は影響していないでしょ」
そんな反論がありました。
ちっちゃい、器がちっちゃいぞ旦那。
単純に労力の移動と言うなら同条件の労働環境ということ。
365日24時間勤務で給与なし、アナタの奥様はどんなブラック企業から転職をしたんですか?
家事の価値
家事代行サービスは内容や家の広さによって価格は様々ですが、一般的に1時間あたり2,500円~3,500円程度が相場となっています。
さすがに24時間では計算しませんが、睡眠時間と多少の休憩時間があったとして半分の12時間で計算してみましょう。
2,500円×12時間×365日=10,950,000円
1,095万円!!!!
その半分だとしても約550万円、
んーー、じゃ家族割引で2割引きにしてあげましょう!
それでも約450万円。
だいぶ低く見積もってようやく30代の平均年収くらいになりました。
出産という一大事業
直接家事の価値とは関係ありませんし、出産を価値で表現するのは不適切かもしれませんが、
今回のテーマを考える上で触れない訳にはいかないのであえて一大事業と言わせてください。
男性には天と地がひっくり返ろうが、どうあがいたところでできない事です。
それに比べれば会社勤めの仕事なんて小さなことです。
上司に愚痴を言われようが、取引先に下げたくもない頭を下げようが、
出産に比べれば本当に小さなことです。
主婦の方がその価値は格段に上
実際の労働価値を計算してみても
出産という人生の一大事業をやってのける存在であることを考えてみても
主婦の方がその価値は格段に上
主婦の方がスゴイと言えます。
夫婦は共同経営者
主婦の方がスゴイのは間違いないことです。
しかし、それは主婦の方がエライという事ではありません。
夫婦は同じ家庭を運営し発展させていく共同経営者です。
旦那さんの収入がなくても奥さんの家事の支えがなくても家庭がうまく運営されることはありません。
お互いに尊敬しあって愛し合って家庭を家族を幸せにしていきましょう。