定期保険とは、保障期間の範囲を決めることで大きな保障を小さな保険料で受けることのできる保険です。
特徴
保障の期限がある
保険の基本の型
子どもが独立するまでなど、保障が必要な期間というのはある程度限定されています。一生涯にわたって大きな保障が必要ということはほとんどありません。そういった必要な時期に大きな保障が用意できる定期保険は保険の基本の型と言えます。
更新型
10年、20年、30年といったふうに期間を指定して、期間終了時に更新することができます。更新時に同じ保障であれば保険料はアップします。更新できる年齢に各保険会社で年齢制限がある。満了時の年齢が80歳以内としているところが多い。
全期型
60歳や65歳など年齢で指定するタイプ。その期間内は保険料のアップはなく、更新はできない。
更新する度に保険料が上がるってちょっと嫌です。全期型が良いんじゃないですか?
そうじゃな、そこは確かに気になるところじゃな。しかし、更新型と全期型は保険料を比べると当初は全期型が高くなるので一概には言えんぞ。
えっ?そうなんですか
保険は必要な時に必要な分だけあれば良いのだから、それを見極めて更新型で加入する方が戦略的と言えるのではないかな。
スポンサーリンク
掛け捨てである
損するイメージは間違い
定期保険は、途中で解約してもほとんど戻ってくるお金はなく、また保険期間終了時に解約返戻金は“0”になります。
定期保険が“掛け捨て”といわれるのはそういった所からきています。
掛け捨てと聞いて損するようなイメージを持った方が多いと思いますが、それは間違いです。だからこそ少ない保険料で大きな保障を用意することができるのです。保険の本来の役割を最も果たしていると言ってもよいでしょう。
うわぁ、、、掛け捨てって嫌な言葉、、、損した気分になります。
言葉のイメージは恐ろしいものがあるな、、、“捨て”の響きがどうしても損したイメージになるのは非常によく分かる。
掛け捨てって聞くだけで、あー、この保険はナシかなー。って思ってしまいます。
保険はそもそも個人では対応できない大きな損失に個人でも用意できる少額のお金で備えるものじゃ。定期保険は大きな保障を“掛け捨て”だからこそ少額で用意できる、もっとも保険らしい保険なんじゃよ。
スポンサーリンク
保険料の負担が軽い
小さな保険料で大きな保障
保障する期間を限定したり、解約返戻金がほとんどない、もしくは0ということで、保険料の負担は終身保険や養老保険に比べて軽いものとなっています。大きな保障が必要な世帯は30~40代の子育て世帯が多く、将来に向けた貯蓄などを考えると保険の負担は少しでも軽くしたいもの。定期保険はそういったニーズに応えることのできる保険です。
お!やっと良いイメージの言葉が出てきましたね。
げんきんなヤツじゃのー。
だって、安いことは良いことですよ!
そうじゃな、大きな保障を少額で用意できるという、定期保険の最大のメリットじゃな。保障と保険料のバランスをしっかりと把握して活かすことができれば、掛け捨てで損したとはならないはずじゃよ。
スポンサーリンク