こんにちは!ほけん道場講師のリョウです。
今回は、チューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアムDX」についてのお話。
放射線治療と化学療法(抗がん剤・ホルモン剤治療)をメインの保障とし、
様々なオプション(特約)を自由にプラスすることができる
チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」。
その特徴を見ていきましょう。
チューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアムDX」を斬る!
終身ガン治療保険プレミアムDXの特徴はこの3つ。
給付金の全てが悪性新生物でも上皮内新生物でも同額なのが最大の特徴。
- 放射線治療と化学療法がメインの保障
- 給付金が上皮内がんも同額
- オプション(特約)が多い
特徴①:放射線治療と化学療法がメインの保障
次の3つがメインの保障(主契約)になります。
放射線治療給付金
ガンの治療を直接の目的とした所定の放射線治療をうけた月ごとに、
1カ月につき基準給付月額10万円~30万円が支払われます。
抗がん剤・ホルモン剤治療給付金
ガンの治療を直接の目的として保険診療(公的医療保険制度の給付対象となること)となる
所定の抗がん剤またはホルモン剤が処方・投与される入院または通院をしたとき、
その月ごとに1カ月につき基準給付月額10万円~30万円が支払われます。
自由診療抗がん剤・自由診療ホルモン剤治療給付金
ガンの治療を直接の目的として欧米で承認された所定の抗がん剤またはホルモン剤のうち、
上記、抗がん剤・ホルモン剤治療給付金の支払われない抗がん剤またはホルモン剤が処方・投与される入院または通院をしたとき、
その月ごとに1カ月につき基準給付月額の2倍の給付金が支払われます。
但し、自由診療抗がん剤・自由診療ホルモン剤治療給付金は通算12カ月が限度です。
がんの治療には基本的に3つのものがあります。
【関連記事】がんの三大治療とは?
上記3つの給付金を合わせて通算2,000万円までの保障。
入院日数も短くなり、短期での入院や通院での放射線や抗がん剤などでの治療が増えてきている現状に合った内容と言える。
ただ、手術への備えはオプション(特約)で付加しないといけないのは、
手間が増えるので少し気になるところです。
- 放射線治療と化学療法がメイン
- 手術への備えは特約で付加しないといけない
特徴②:給付金が上皮内がんも同額
主契約・特約を通して、支払いの対象となった場合の
給付金の全てが、悪性新生物と上皮内新生物と同額の保障。
もちろん上記に上げた給付金もどちらも同額。
これはスゴイ。
一般的に上皮内新生物は早期に発見できた基本的には手術でとることが可能で、転移がほとんどないと考えられています。
ですので、生命保険会社のがん保険の保障としては、対象外だったり、減額されているのがほとんど。
そんな中、悪性新生物と上皮内新生物と同額保障はけっこう驚きの保障。
※但し、特約の悪性新生物保険料払込免除については悪性新生物の診断確定が条件。
悪性新生物と診断確定された後は保険料の払込が免除される特約。
上皮内新生物(上皮内がん)について詳しくはこちら
- 悪性新生物と上皮内新生物、同額保障
特徴③:オプション(特約)が多い
メインの保障(主契約)を放射線治療と化学療法に絞ってシンプルにした分
オプション(特約)を自由にプラスすることで自分にとって必要な保障を揃えていく。
オプション(特約)
- 悪性新生物保険料払込免除
- ガン診断給付金
- ガン先進医療給付金
- ガン先進医療支援給付金
- ガン通院給付金
- ガン入院給付金
- ガン長期入院時差額ベッド給付金
- ガン手術給付金
- ガン緩和治療給付金
- ガン診断後ストレス性疾病給付金
オプション(特約)が多いというのはメリットでありデメリットでもある。
ある程度内容を把握し理解できているのであれば、自分に合った保険を組み合わせることも可能だろうが、
そうでない場合は、その組み合わせを考えることが難しいとも言えます。
- オプションを自由にプラスできる
- 組み合わせを考えるのが難しい
月額保険料の例
年齢 | 月額保険料 |
30歳 | 2,890円 |
40歳 | 3,950円 |
50歳 | 5,950円 |
例)男性 放射線治療給付金、抗がん剤・ホルモン剤治療給付金:10万円 自由診療抗がん剤・自由診療ホルモン剤治療給付金:20万円 ガン治療給付金:100万円 保険期間・保険料払込期間:終身(全期払) 保険料払込免除:あり
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