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誰も言わない、大手生保で入っちゃダメな理由
あくまでも管理人の個人の見解です。賛否いろいろあるとは思いますが、管理人は元大手生保の外交員でした。
その大手生保で販売していて、思っていたことを正直に申しますと以下の理由になります。
- 一社専属の外交員
- 割高な保険料
- 担当者がすぐ変わる
一社専属の外交員
その会社の商品しか提案できない
自社の保険商品を売ることが仕事です
大手生保の外交員は、その会社の保険商品のみを取り扱えます。その他の会社の保険商品は基本取り扱うことができません。
どんなに精密なライフプランニングをしても、どんなに親身になって相談に乗ったとしても売れるのは自社商品のみです。
保険に限りませんが、検討するなら選択肢は多い方が良いのではないでしょうか。
割高な保険料
付加保険料と純保険料
付加保険料の差が保険料の差
契約者から頂く保険料は付加保険料と純保険料に分けることができます。付加保険料とは保険会社の経費(人件費・宣伝費など)に充てられる部分で、純保険料は保障部分に充てられます。
純保険料は各社大差はなく、付加保険料の差が保険料の差となります。大手生保は、営業部隊も多く存在しその人件費も大きくなっていると思われます。
同じ保障なら安い方を選びましょう。
担当者がすぐ変わる
半年で半分、2年で更に半分
営業職員は社員じゃない
大手生保に属しているほとんどの保険外交員は“営業職員”と呼ばれ正社員ではありません。生命保険会社と提携している個人事業主です。毎年確定申告もしっかりやります。
厳しいノルマ制度
管理人がいた部署の話ですが、3カ月ごとに査定があり評価されます。一番下の評価になると月の総支給が15万となり、フルタイムで働くならアルバイトの方がまだマシな水準でした。とてもではありませんが生活が困難になる額です。
生き残るのはごく一部
同時期に入社した人数は、確か20人弱だったと思いますが、半年で10人程度となり、2年で5~6人、5年で全滅となりました。ちなみに管理人は3年半で退社しました。
一般的に言っても入れ替わりは激しい業界
管理人の体験談をお話ししましたが、一般的に言っても人の入れ替わりは激しい業種です。アナタに「これから一生のパートナーです。」と軽々しく言っている担当者ほど、すぐ居なくなります。
担当者がいい人だからとか、知り合いだからで加入するのはやめましょう。
最後に少しフォロー
商品が複雑と言われるが
過去に比べて自由度は上がった
大手生保の主力商品は定期付終身保険⇒アカウント型保険⇒組立型保険と移り変わってきました。
現在主力の組立型保険は「必ず主契約は契約しなければならない」そういった縛りはなくなり、自由度は上がっています。
保険はそもそもややこしい
どの保険会社のどの商品をとってもある程度の制限があります。見直しをしたいけど、年数の縛り(この期間は変更できませんという期間)があったり、最低保証額(これ以上は保障下げれませんよーという額)があったりします。
トラブルはありそう
大手生保の組立型保険は自由に組み合わせることができる!というイメージが先行してしまい、いつでも好きなように見直せると思われがちですが、やはりある程度の制限があります。このイメージとのギャップはトラブルになりそうで、ちょっと心配です。