医療保険とは
医療保険とは、一定の日数以上の入院や所定の手術を受けた場合に「入院給付金」や「手術給付金」が支払われる保険です。
保障の内容によっては通院などでも給付金が出る場合もある。
一定の日数以上の入院
入院給付金
加入時に入院日額(入院した際の1日あたりの給付額)を設定します。
3000円から数万円まで自由に選ぶことができます。
そして、入院した日数によって給付額が決まります。
現在では日帰り入院から受け取れるものがほとんどですが、入院日数が5日以上から受け取れるものなど、商品によって日数は様々です。
1回の入院の上限日数がある
1回の入院の上限日数も選択できます。
現在の主流は60日型を選択される方が多いようですが、30日型といった短いものから180日型といった長期のものもあります。
また、繰り返し入院した場合、180日以内の入院は1回の入院とみなされるというしくみになっています。
同じ病気で入院した場合、1度目と2度目の入院の間に180日間の期間が空いていなければ1入院としてみなされます。
入院限度日数とは、1入院で給付される入院日数の限度なので60日型の場合では、例にあるような150日間の空きならば60日分の給付となります。
ちなみに、がんでの入院はそういった制限が無制限の保険会社がほとんどのようじゃ。
所定の手術を受けた場合
手術給付金
手術給付金は実際にかかった手術費用が給付される訳ではなく、加入時に設定した入院日額をもとに計算します。
手術給付金=入院日額×手術の種類に応じた給付倍率。
実際にどんな風に給付されるか把握して加入することが大事じゃぞ。
その他の特約
通院特約
入院の原因となった病気やケガで通院した場合に給付金が支払われる特約。
入院前後の何日以内で何日までという制限がある。例えば退院後180日以内、30日までのように保険会社各社によって違う。
先進医療特約
先進医療とは厚生労働省が保険診療の対象として適正かどうか評価中の医療技術をいいます。
そのため高額療養費制度も使えず、技術料は全額自己負担となります。
その先進医療の技術料に対して給付されるのが先進医療特約です。