収入保障保険ってどんなもの?

収入保障保険ってなに?アイキャッチ
 

収入保障保険とは、定期保険のひとつで被保険者が万一死亡した場合、保険金を分割で受け取ります。死亡する時期によって受け取る保険金額が変わる保険です。

特徴
  • 保険金が毎月支払われる
  • 保険料の負担がダントツに軽い
  • ライフプランに合わせやすく合理的
  • 定期保険の特徴はこちら

    定期保険ってどんなもの?

    2018.09.04

     

    保険金が毎月支払われる

    毎月支払われる

    収入保障保険の最大の特徴

    収入保障保険の最大の特徴は、死亡した場合に受け取る保険金を一度に受け取るのではなく毎月に分割して受け取るということ。

    受け取る保険金が変わってくる

    30歳の時に「60歳までに死亡した場合毎月15万円支払う」と契約したとします。

    40歳で亡くなった場合だと保険期間の残り20年間に保険金を受け取ることになるので受け取り金額の合計は3600万円です。

    55歳で亡くなった場合には残りの年数が5年なので900万円となります。

    最低支払保証年数は2~5年が一般的です。
    例えば5年保障の場合、55歳で亡くなっても、59歳で亡くなっても同額の900万円です。

     
    収入保障保険イメージ図

     

    保障が減る!?だいじょうぶなの?

    道場門下生:にゅーもん
    正直ですよ、保障が減っていく保険がいざという時に役立つかどうかピンとこないですけど、、、だいじょうぶですか?
    道場師範:ケン蔵
    なるほどな。確かにそう感じてしまうかもしれんの。

    もしもの時に必要なお金は、基本的に毎年減っていくものなんじゃ。

    くわしくは、「もしもの時に必要なお金ってどれくらい?」シリーズを読んでくれ。

     

    もしもの時に必要なお金について詳しくはこちら

    もしもの時に必要なお金ってどれくらい?①イメージ編

    2018.08.24

    もしもの時に必要なお金ってどれくらい?②出ていくお金編

    2018.08.24

    もしもの時に必要なお金ってどれくらい?③入ってくるお金編

    2018.08.24

    もしもの時に必要なお金ってどれくらい?④完結編

    2018.08.30

     

     

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    保険料の負担がダントツに軽い

    保険料ダントツ軽い

    定期保険と比べて安い

    年数が経過すると被保険者も年をとります。

    そうすると死亡リスクが上がり保険会社が死亡保険金を支払う確率も上がりますが、

    それに伴って死亡保険金の額が下がっていくので保険料は保険期間中ずっと同じ保障額の定期保険に比べても保険料は安くなります。

    道場門下生:にゅーもん
    安いってのは、良いことですね!
    道場師範:ケン蔵
    その通りじゃ。負担は軽い方が良い。

    仕組みとしては下の図の通りじゃ。

     
    収入保障保険と定期保険の保険料の差イメージ図

     

    道場師範:ケン蔵
    同じ保障額なら単純に半額の保険料という訳ではなく、

    年齢が高くなった時の保障を小さくすることで、保険会社の死亡保険金の支払いリスクが減るんじゃ。

    そうすることで、ほとんどの保険会社では定期保険の保険料と比べた場合、1/3程度の保険料になるようじゃ。

     

     

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    ライフプランに合わせやすく合理的

    ライフプランに合わせやすい

    見直しの手間も少ない

    もしもの時に必要なお金は、1年1年経過していくごとに減少していきます。

    その動きに沿って保障を用意することができ、保障の見直しもすくなくすみ合理的です。

    道場門下生:にゅーもん
    確かに。保険を何回も見直すとなると大変な作業ですもんね。
    道場師範:ケン蔵
    まずはもしもの時に必要なお金を把握して、

    それに当てはめて収入保障保険に加入をして、

    足りないようであれば定期保険で補うというのが良いかもしれんの。

     

     

    働けなくなった時のための特約

    全ての商品ではないが、ほとんどの収入保障保険で
    就業不能保険、働けなくなった場合に
    給付金が支払われる特約を付けることができる。

    もちろんその分保険料は高くなります。

    死亡保障と働けなくなった時の保障を
    セットで加入した方がいいのか?
    それぞれ単体で加入した方がいいのか?

    保障内容と保険料のバランスをみて検討しましょう。

     

     

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    ABOUTこの記事をかいた人

    ほけん道場講師。記事の他に、このブログに使われている、マンガやイラストを描いています。元国内生命保険会社のファイナンシャルプランナーです。平たく言えば元保険営業です。恐縮ながら、このブログで先生として登場させていただいています。ファイナンシャル・プランナーとして東京で活動していました。現在は地元である地方に移り住み、サイトの運営などをしております。元保険営業だからこそ分かる、保険のあんなことやこんなことを、お伝えできればと思っています。