医療保険で高い人気を誇るオリックス生命。
がん保険ではどのような保障が用意されているのでしょうか?
オリックス生命のがん保険「Bilieve(ビリーブ)」について解説しています。
この記事では下記の内容を解説します。
- ビリーブの3つの特徴
- ビリーブの保険料
オリックス生命のがん保険「ビリーブ」 を斬る!
ビリーブの特徴
ビリーブの特徴の特徴はこの3つ。
- 基本給付金額で保障を設定
- 初めてがんと診断されて、入院した時はダブルで保障
- 給付金が上皮内がんも同額
特徴①:基本給付金額で保障を設定
基本給付金額をもとにベースとなる保障の給付金が決まります。
基本給付金額が10,000円の場合を例にみていきましょう。
- がん初回診断一時金
初めてがんと診断確定されたときに支払われる。
基本給付金額の100倍
10,000円×100倍=1,000,000円
がん初回診断給付金=初回のみ100万円
保険期間を通じて支払われるのは初回の1回のみ。
- がん治療給付金
がんの治療を目的として入院を開始したときに支払われる。
基本給付金額の50倍
10,000円×50倍=500,000円
がん治療給付金=1回につき50万円
2年に1回という限度はあるが、支払い回数に制限はない。
- がん入院給付金
がんの治療を目的として入院したときに支払われる。
基本給付金額×入院日数
がん入院給付金=1日につき1万円
日帰り入院から保障し、日数の制限はない。
- がん手術給付金
がんの治療を目的として約款所定の手術を受けたときに支払われる。
基本給付金額の20倍
10,000円×20倍=200,000円
がん手術給付金=1回につき20万円
入院の有無にかかわらず支払われ、支払い回数に制限はない。
- がん退院一時給付金
がんで10日以上の継続入院後に退院したときに支払われる。
基本給付金額の10倍
10,000円×10倍=100,000円
がん退院一時給付金=1回につき10万円
「がん退院一時金」の支払いを受けた入院の退院後、退院日を含めて30日未満に開始した入院については支払われない。支払い回数に制限はない。
- オプション(特約)
- がん先進医療特約(2018)
- がん通院特約
- 基本給付金額で給付金の額が決まる
- 基本給付金額は選択できる
特徴②:初めてがんと診断確定されて、入院した時はダブルで保障
初めてがんと診断確定されたときに「がん初回診断一時金」の支払いがあります。さらにがんの治療を目的とした入院が開始したときには「がん治療給付金」が支払われます。
がん初回診断一時金=初回のみ100万円
がん治療給付金=1回につき50万円
基本給付金額が10,000円の場合
- 治療開始時の経済的不安を軽減
特徴③:給付金が上皮内がんも同額
保険期間中に支払いの対象となった場合の
給付金は悪性新生物でも上皮内新生物でも同額の保障。
もちろん上記に上げた給付金も同額。
一般的に上皮内新生物は早期に発見できた基本的には手術でとることが可能で、転移がほとんどないと考えられています。
ですので、生命保険会社のがん保険の保障としては、対象外だったり、減額されているのがほとんど。
そんな中、悪性新生物と上皮内新生物と同額保障はうれしい保障。
上皮細胞から発生するがんのうち、がん細胞が臓器の表面を覆(おお)っている上皮内にとどまっているものを、上皮内新生物(intraepithelial neoplasia;neoplasm)といいます。上皮内新生物は、上皮内がん(carcinoma in situ)とも呼ばれます。
上皮内新生物は、がん細胞が、上皮と間質を隔てる膜(基底膜[きていまく])を破って広がっていない状態です。そのため、基本的には手術でとることが可能で、転移がほとんどないと考えられています。上皮内新生物が悪性化し、基底膜を越えて浸潤した場合に、一般的な「がん」になります。
出典:国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター
- 悪性新生物と上皮内新生物、同額保障
月額保険料の例
年齢 | 月額保険料 |
30歳 | 2,940円 |
40歳 | 4,110円 |
50歳 | 5,920円 |
例)男性 基本給付金額:1万円 がん初回診断一時金:初回のみ100万円 がん治療給付金:1回につき50万円 がん入院給付金:1日につき1万円 がん手術給付金:1回につき20万円 がん退院一時金:1回につき10万円 保険期間・保険料払込期間:終身(全期払)
おさらい:がん保険とは
医療保険の一つで、がんに特化した商品です。
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