無限ループ保険加入後の思考と行動【やっぱり保険はいらないと思ったら】

保険加入後の思考と行動アイキャッチ
 

こんにちは!ほけん道場講師のリョウです。

今回は“保険に加入した後の思考と行動”について考えていきたいと思います。

納得して加入した保険でも、その内容をずっと覚えているのは、大変難しいことです。

そうすると、あれ?なんで、この保険が必要なんだ?と、ある日突然、思ったりします。

そんな、保険加入後の思考と行動の注意点をお話ししていきます。

さてさて、ほけん道場門下生のにゅーもんも、無限ループに陥ったようです。

どうなることやら、、、、

保険加入後の思考と行動1コマ目 保険加入後の思考と行動2コマ目 保険加入後の思考と行動3コマ目 保険加入後の思考と行動4コマ目 保険加入後の思考と行動5コマ目

 

道場門下生:にゅーもん
あれ?もう、何回も同じことを繰り返しているような?

デジャブ!?

道場講師:リョウ
保険のことを普通に生活していて、考えることなんて少ないし、内容も忘れてしまうから、必要ないかなって、思っちゃうよね。
保険に入った時は、とても納得したのに、どうして、そんな風に思ってしまうか、自分でも不思議です。
今日は、保険加入後に陥ってしまいがちな思考と行動について考える時間にしよう。

 
この記事は、保険加入後に陥りやすい思考と、そんな思考から間違った行動をとらないためにはどうすれば良いか?について解説しています。

 

 

保険加入後の思考と行動

保険に加入した後、人はどんな思考になって、どういう行動をとってしまうのか?

なぜそうなってしまうのか?そしてその改善策はないのか?

保険加入後の思考と行動をみていきましょう。

 

思考

保険に加入後、一定期間が過ぎると、大多数の人が“保険って必要ないんじゃないか?”と思います。

支払っている保険料に意味はあるのか?保険料の分を別のことに使った方が良いのではないか?そんな風に考えてしまいます。

その最大の理由は、これだと思います。

保障内容を忘れる

 

あー、確かに。いつどんな時に、どんな保障があるか、まったく覚えていません。
まぁ、そこが悪いってことではないんだけどね。
人間って、そういうものらしいしね。

 
とあるパスワードを設定しても、たった1週間で30%の人は忘れてしまい、3カ月もたてば、65%の人が忘れてしまうそうです。

また、1970年代、著名な心理学者のハリー・バーリックがこんな研究を行いました。

卒業から50年近く経って行われた同窓会に参加した数百人を対象に卒業アルバムを見返して顔を覚えているか確かめてみたところ、73%の同級生の顔を見分けられたが、名前は18%しか思い出せなかった。

人間はイメージを記憶することは得意だが、細かいディティールまで覚えるのは苦手なようです。

 

僕が言うのもあれなんですけど、だからって、良い事でもないじゃないですか。
なんか改善策ってないんですか?
そうだね。これは、次の行動で改善していくしかないね。

 

行動

にゅーもんがマンガの中でとった行動、一見、正しい行動に思えますが、それは違います。

忘れてしまうような保険は、見直しが必要です。

 

え!?そうなんですか!?ちゃんと改めて相談しに行ったから、褒めてもらえると思っていました!?
改めて相談しに行ったところまでは良かったんだけどね、、、。
なにがダメだったんですか?
にゅーもん、君は改めて相談した後も、また、「あれ必要ないんじゃない?」って思ったんだよね。
はい。
その無限ループになってしまうことが間違った行動なんだ。

 
①説明を聞く→②納得する→③忘れる→④必要ないと思えてくる→⑤「①へ戻る」この思考と行動を繰り返している人が多くいます。

いや、再度説明を聞きに行くのは、まだましかもしれません。

必要ないと思っているけど、なんか面倒くさいし、そのままというのが最も多いかもしれません。

それは、あまり良い状態とは言えません。

なぜなら、必要ないと思えるものに毎月、お金を使っていることになるからです。

なぜそうなってしまうのか?それは前述したように、保障の内容を忘れてしまうからです。

では、なぜ忘れてしまうのか?

保障内容が覚えられない程、複雑なことが原因です。

 

えー、保険ってもともと複雑なものじゃないですかー。
それに、忘れてしまうのは人間しかたないんでしょ。どうすりゃ、いいんすか?
そうだよ。保険は複雑だ。

でも、複雑なまま入らなきゃいけないって、ルールはないよ。

自分で把握できる範囲でシンプルに加入することだって、できるでしょ。

面倒くさくなって、提案をそのまま受け入れていないかい?

あ。
提案をそのまま受け入れると、特約がいっぱいついて、複雑になりがちなんだ。

説明を聞いている時は、不思議とあー、必要かもと思えてくるけど、忘れてしまえば意味はないよね。

あ。

 

 

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改善策

自分自身が把握できるシンプルな保険へ見直しましょう。

保障内容を忘れてしまって、なんでこの保険に入っているんだっけ?となるのは健全ではありません。

保障内容を全て覚えなきゃいけない訳ではありません。

細かい内容を全て覚える必要はありません。

亡くなった時に、いくら、いつまで、この程度を把握していれば十分です。

別の所でも相談しよう。

お医者様でいうところのセカンドオピニオンを利用しよう。

同じ場所で相談すれば、そのままの保障内容になるのは、当然のことです。

 

 


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ABOUTこの記事をかいた人

ほけん道場講師。記事の他に、このブログに使われている、マンガやイラストを描いています。元国内生命保険会社のファイナンシャルプランナーです。平たく言えば元保険営業です。恐縮ながら、このブログで先生として登場させていただいています。ファイナンシャル・プランナーとして東京で活動していました。現在は地元である地方に移り住み、サイトの運営などをしております。元保険営業だからこそ分かる、保険のあんなことやこんなことを、お伝えできればと思っています。