終身保険とは、書いて字のごとく一生涯にわたって保障される保険のことです。
一般的に言われる終身保険とは死亡保険を指すことが多く、死亡の他に被保険者が所定の高度障害状態に保険金が受け取れる仕組みです。
特徴
- 必ず保険金がもらえる
- 解約返戻金がある
- 保険料が高い
必ず保険金がもらえる
ずーーっと守ってくれる
人は生きている限り、必ず亡くなります。想像すると悲しくなってしまいますが、現実です。
終身保険はその名の通り、その身が終わるまで一生涯にわたる保険です。被保険者が何歳で亡くなられても必ず保険金がもらえる保険です。
一生涯守ってくれて、必ず保険金がもらえるって、こんな素敵な保険があるんですね。
そうじゃな、必ず利用する機会があるというのはスゴイ事じゃな。ただ、保険は万が一の大きな損失に備えるものじゃから、終身保険で準備するには限界もあることを忘れてはいかんぞ。
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解約返戻金がある
途中で解約しても戻ってくるお金がある
解約返戻金とは、途中で保険を解約した場合に戻ってくるお金のことです。
保険料の一部を積み立てて用意されます。貯蓄性のある保険といわれる理由です。
長期間加入することでいずれ納めた保険料より大きくなりますが、短期間で解約するとない場合もありますし、納めた保険料より少ない場合がほとんどです。
低解約返戻金型
従来の終身保険より解約返戻金が低く抑えられる期間が長いかわりに、保険料も安く抑えられた保険です。
これまたなんて素敵な保険なんですか!一生守ってくれるのに、途中で辞めてもお金が戻ってくるんですか!
喜びすぎじゃ。確かに貯蓄性もあるが、昨今の低金利で貯蓄商品としてのメリットはちと疑問がでてくる。
えー、そうなんですかー?
最近では支払った保険料の総額より死亡保険金が下回る商品も国内大手生保にはあるようなので注意が必要じゃ。
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保険料が高い
掛け捨てに比べて負担は大きい
保険金がいつかは必ずもらえたり、途中で解約した場合に戻ってくるお金があるなどその性質上、同額の保障で考えると掛け捨て型(定期保険など)に比べて保険料はかなり大きなものになります。
うーやっぱり、良い事だけではないですね。どのくらいの差があるんですか?
30歳男性が終身保険と10年の定期保険で同じ額の死亡保障を用意しようとすると、15~6倍変わってくるぞ。数百円と数万円の差じゃ。
えーーーーっ!!そんなに差があるんですか!
万が一の時に大きな保障が必要なお主のような30代男性には不向きな保険じゃな。
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