生命保険とインフレリスクを学ぶ【保険の勉強をしよう⑥時限目】

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保険の勉強をしようシリーズで伝えたい事は、自分にとって適正な保障を適正な保険料で手に入れるために保険の勉強をしようという事です。

なぜ、勉強が必要かというと適正な保障なのか?適正な保険料なのか?それを判断する知識を得るためです。

これまでの簡単なおさらいをすると、

  • 生命保険を考える前に考えるべき対策がある。
  • 公的保険は手厚く用意されている。
  • 貯蓄がリスク対策においても大事。

 
今回はお金の価値は変わるということ、インフレ、デフレを説明した記事です。
長期間に及ぶ保険契約ではとても大事なことです。

お金の価値が変わることが保険とどんな関係があるのか解説しています。
一生涯の保障が必要なのか疑問に思っている人に役立つ記事です。

この記事では下記の内容を解説します。

この記事の内容
  • お金の価値が変わるとは?インフレ、デフレとは?
  • 生命保険とインフレの関係

 

 

生命保険とインフレを学ぶ

お金の価値が変わるとは?インフレ、デフレとは?

お金の価値が変わるとはどういう意味か?

今、100円で買えるモノが5年後、10年後に同じ100円で買えるとは限らないという事です。

お金の価値は一定ではありません。

 

 
身近なモノを例に見てみましょう。

    週刊少年ジャンプの値段の推移

週刊少年ジャンプ価格推移折れ線グラフ
 
週刊少年ジャンプの創刊からの大体の価格の変化です。
合併号などで10円の前後はあります。

価格
1968年 90円
1973年 120円
1976年 150円
1980年 170円
1990年 190円
1996年 200円
1997年 210円
1998年 220円
2004年 230円
2008年 240円
2014年 255円
2017年 260円

 
創刊時1968年、50年前と比べるとジャンプ1冊の価格は90円それから2017年260円。

170円値上がりしています。

50年前であれば100円で1冊買えたモノが300円必要になりました。

これはお金の価値が1/3になったという事です。

これを「インフレ」と言います。

その逆で

50年前90円のジャンプが仮に現在30円だとすると、
お金の価値が3倍になったという事です。

これを「デフレ」と言います。

 

インフレ

インフレとは、インフレーションの略でお金の価値がモノやサービスの価値より低くなることです。

デフレ

デフレとは、デフレーションの略でお金の価値がモノやサービスの価値より高くなることです。

 

 

生命保険とインフレの関係

契約期間が長くなる保険ではインフレになると不利になります。

将来、インフレになるか、デフレになるか誰にもわかりません。

仮にインフレになったとしたら契約者にとっては不利な状況になります。

将来受け取る保険金の価値が下がるからです。

 
例えば、死亡保障500万円の終身保険。
30歳加入で60歳に保険料を払い終わるプランだと保険料は大体11,000円。

11,000円×12カ月×30年=396万円

396万円の保険料で500万円の保障、、、

一見、良いように思えますが、

いつもらえる保険金なんでしょうか??

平均寿命の80歳だとして50年後。

50年後、、、、、

50年後にジャンプと同じようなインフレになっていたら
価値は1/3。

約167万円。

396万円支払って、167万円の価値、、、

実際はそんな単純な計算ではないのでもちろん正確なものではありません。
30年間の保険料払込期間でもインフレが継続していれば
保険料の負担も軽くなるので計算しきれない部分もあります。

単純な計算でないにしても、インフレになれば今より価値が下がるのは分かってもらえたと思います。

インフレになると保険は不利になります。

 

インフレになるか?デフレになるか?

将来、インフレになると思いますか?それともデフレになると思いますか?

未来のことなのでどうなるかは、はっきりとは分かりません。

ただ、管理人個人としてはインフレになると思っています。
なので、一生涯の保障が続く保険はいらないと思っています。

その理由として、
景気が悪い景気が悪いと「失われた30年」とも言われている
直近30年でもモノの値段は上がっているからです。

例に挙げたジャンプもそうですし、ガソリンだってジュースだって値上がりしています。

なにより、日本の金融政策を決めるところである日本銀行が年2%のインフレを目標にしています。
日本銀行金融政策の概要

金融政策とは、簡単に言うと「お金の量を増やそうぜー。」とか「減らそうぜー。」と世の中のお金の量を調整する等して、モノやサービスの価格を安定させるための決まり事を作ることです。

 

 

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まとめ

保険への加入を検討する時に、お金の価値が変わる感覚を持っているか持っていないかは大きな差になります。

どの時期に何を期待してその保険が必要か考えるときに、お金の価値が変わる感覚がないと大きく損をする可能性があるからです。

お金を受け取る時期が20年後、30年後と遠くなればなるほど価値が変わっている確率も幅も大きくなります。

お金の価値が変わるという感覚を持って、自分にとって必要な保険を正しく選びましょう。

 

 


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ABOUTこの記事をかいた人

ほけん道場講師。記事の他に、このブログに使われている、マンガやイラストを描いています。元国内生命保険会社のファイナンシャルプランナーです。平たく言えば元保険営業です。恐縮ながら、このブログで先生として登場させていただいています。ファイナンシャル・プランナーとして東京で活動していました。現在は地元である地方に移り住み、サイトの運営などをしております。元保険営業だからこそ分かる、保険のあんなことやこんなことを、お伝えできればと思っています。