生命保険文化センターの調査
(「生命保険に関する全国実態調査」平成27年度)によると
59.4%の方が生命保険会社の営業職員から加入しており、
次いで、13.7%の方が保険代理店の窓口や営業職員から加入しているとの調査結果があります。
一番人気のある生命保険会社の営業職員からの加入が加入者にとっての一番メリットのある得する入り方なのでしょうか?
目次
保険の入り方 | どこで加入すると失敗しないの?
一番人気のある入り方が一番良い入り方だとは限りません。
生命保険会社の営業職員は1社専属の保険営業です。
1社専属ということはもちろん選択肢は1つです。
選択肢の幅がある方がより自分自身に合った保険を探すことができると思います。
失敗しない保険とは
まずは、失敗しない保険がどんなものなのか考えていきましょう。
失敗しない保険とは無駄のない保険です。
必要な保障を必要な時だけ。
必要以上に保障のある保険に加入して無駄な保険料を払ってしまう。
そんなことがない保険の事です。
失敗しない保険の入り方はコレだベスト3
- 自分で入る保険を決めて保険ショップへ行く
- 有料のFPに相談して保険ショップで加入する
- 保険ショップ | 乗合代理店からの加入
1位 | 自分で入る保険を決めて保険ショップへ行く
まず自分自身で必要な保障を見極めて、その保障を一番安く提供している保険を選んで保険ショップへ出向き加入手続きをする。
1円単位まで保険料を調べるのは困難ですが、ある程度の保険料であればそれぞれの保険会社のホームページなどで調べることができます。
自分自身で保険の内容を把握し選択すること以上に失敗しない入り方はありません。
2位 | 有料のFPに相談して保険ショップで加入する
自分自身で保険の内容を把握するのも難しいし、保険料を調べるのも面倒くさいのであれば、有料のFP相談がおススメです。
まず、有料と無料相談の違いですが、無料は最終的には保険の販売を目的としています。
販売が目的のFPからの提案ということは販売手数料(保険を販売することでFPが保険会社から得られる収入)の高い保険を提案されている可能性を拭うことはできません。
純然たるコンサルを行っているFPのサポートのもと保険ショップから加入することで無駄なく保険に加入することができます。
3位 | 保険ショップ | 乗合代理店からの加入
保険ショップとは複数社の保険が取り扱え、乗合代理店と呼ばれる場合もある。
数十社の保険が取り扱えるので、自分自身に合った保険を提案してもらえます。
駅前やショッピングモールなど身近な場所にあるので気軽に利用できる。
但し、保険会社からの販売手数料が高い商品を提案されている可能性もある。
販売手数料は総販売数(売れば売るほどパーセンテージが上がる)であったり、月(+?%のキャンペーンの月がある)によって、変わってくる。
それぞれの販売チャンネル
保険の営業職員
1社専属の保険営業員。
保険の加入経路としては59.4%ともっとも人気がある。
1社専属なので商品の選択の幅は狭い。離職率も高く、担当が変わることがよくある。
保険ショップ(乗合代理店)
複数の保険会社が取り扱え、自分自身に合った保険を提案してもらえる。
駅前やショッピングモール内に出店されているので気軽に利用できる。
但し、提案商品は販売手数料で左右される場合もある。
銀行の窓口
こちらも馴染みの銀行であったり、自宅の近所であったりと気軽に利用できる。
但し、保険の専門家ではないので保障系の保険よりも外貨建て積立型の保険を勧められる傾向が強い。
ネット・通販
対面で誰かと会うということがないので場所や時間に囚われるころなく自分の都合で加入手続きを行うことができる。
保障に対して助言をもらう相手がいないので保障を小さくしがちになるデメリットがある。
FP
もっともお金に対する知識が豊富で相談する価値がある。
但し、無料相談は最終的には保険を販売することが目的なので、保険ショップ同様、提案内容が販売手数料に左右される可能性がある。
有料相談でしっかりコンサルしてもらうことが、相談料というコストを考えた上でも納得のいく提案をしてもらえる。
まとめ
どの販売チャンネルを利用したとしても相手は営利目的で活動していることを考えれば、販売手数料で提案を左右されることをゼロにすることは出来ない。
そう考えると、自分自身でしっかりと調べて選択をするか、相談料というコストを払ってFPにコンサルをしてもらうことがもっとも納得感を得られる加入方法だ。
「んーー、そこまでしなくても、、、」と、もっと気軽に保険を選びたいと思われる方は保険ショップを利用することをおススメする。販売手数料に左右されたとしても、複数社から選択できるメリットは大きい。