満期
保険期間の末日
満期とは、保険取引のなかでは保険会社と契約者の契約によって定めた保険期間の末日のことをいいます。
簡単にいうと
保険が守ってくれる最後の日。
それぞれの保険の満期
契約日から数えて、、、
満期を語る上でまず契約日の存在があります。契約日とは申し込んだ保険の契約の起算日のことです。
実際に保障がスタートする「責任開始日」とは異なる場合があります。
商品や保険料の支払い方によって、責任開始日の翌月1日を契約日とする場合と、責任開始日をそのまま契約日とする場合があります。
ほとんどの保険契約は、責任開始日の翌月1日を契約日とする場合が多いのでそこを基準にお話ししていきます。
責任開始日について詳しくは
定期保険の場合
更新型(年満了)
定期保険とは、保障期間の範囲を決めることで大きな保障を小さな保険料で受けることのできる保険です。
更新型の定期保険の場合、契約日から数えて指定した年数で満期を迎えます。
契約上自動更新されるものが多く、ほとんどの保険会社が満期時の年齢が80歳以内であれば更新できます。
全期型(歳満了)
60歳満了と聞くと60歳の誕生日が満期かな?と思われる方も多いと思いますが、そうではありません。
対象の年齢(例でいえば60歳)の誕生日を過ぎた契約応当日が満期となります。
契約応当日とは、年単位で言うと保険期間中に迎える毎年の契約日に応答する日のことです。
定期保険について詳しくは
養老保険の場合
養老保険とは、満期までに死亡や高度障害になった場合に死亡保険金、満期時に生存なら満期保険金が受け取れる保険です。
養老保険の満期の考え方は定期保険と一緒で、契約日から数えて指定した年数で満期を迎えます。
養老保険について詳しくは
終身保険の場合
終身保険とは、一生涯にわたって保障される保険のことです。
一生涯にわたって保障されるので満期の概念は存在しません。
終身保険について詳しくは
満期と満了
同じと思ってだいじょうぶ
保険の話をする時「満期」と「満了」2つの言葉が出てきます。
どちらも同じ意味の言葉ですが、説明をする保険会社や保険ショップの担当者が使う場合。
「満期」は戻ってくるお金がある場合に使われ。
「満了」は戻ってくるお金がない場合、掛け捨ての保険の場合に使われている傾向が強いです。
説明を受ける際に二つの言葉が出てきても、「保険が終わる時期ね」と捉えてもらえれば説明も聞きやすくなるはずです。